国鉄型気動車備忘録

国鉄型気動車に関する事を主に書くブログのつもりでした…

キハ25 42

国鉄気動車備忘録 No.42
 
イメージ 1
 
1957年10月10日、富士重工業で落成し、配置区は松山でした。
最終配置区は真岡で、廃車日は1982年7月27日です。
 
撮影日は1980年2月11日、撮影場所は真岡支区です。
 
前照灯は2灯シールドビームになっており、タイフォンは黒いカバーで覆っています。
運転席と助手席の空気取入口は隙間風防止のためガムテープで塞いであります。
台車は10系気動車と同じDT19を履き、デフロスタ、スノープロウは装備されていません。
 
真岡支区は北関東に位置し、雪はあまり降りませんが冷え込みは厳しい所です。デフロスタは装備
していてもよかったのでは?と思いました。タイフォンの黒いカバーは同区の他のキハ25でも確認
できます。
 
1980年2月当時、真岡支区には13輌のキハ25が配置され、そのうち6輌が初期車でした。
その後もキハ25は同区で使われますが、後期車に置き換えられたため1983年8月に初期車の
配置はなくなりました。
 
参考文献
鉄道ピクトリアル 通巻823号、通巻826号
国鉄車両配置表 1980年版