キハ11 3
1955年11月14日、新潟鉄工所で落成し、配置区は旭川でした。
最終配置区は遠江二俣で、廃車年月日は1980年5月12日です。
撮影日は1980年3月29日で、場所は遠江二俣機関区です。
キハ11の初期車(1~16)は落成配置が旭川か稚内ととんでもなく寒い所でした。それも1955年11月から1956年1月の真冬にです。酷寒地用のキハ12ならば理解できますが寒地用装備の無いキハ11初期車を道央、道北に新制配置するのはなぜなのでしょうか?従来の車両よりは良いからでしょうか。
最晩年のキハ11 3は助手席側の窓枠のみ黒Hゴム、前照灯は2灯シールドビーム、スノープロウはありませんが運転席にデフロスタ-を装着しています。屋根上のタイフォーンにカバーが装着されています。
参考文献
鉄道ピクトリアル 通巻637号
鉄道データファイル 通巻60号
国鉄車両配置表 1979年版